美術部部室の中の人のブログ

アート好きな50代の女のブログです 

朝時間

もう2月。1月は寒かったこともあり6時前の起床がつらかったのですが、日が伸びてきて自分の体内時計も徐々に春に向かっているせいか、6時に起きられるようになりました。

起床したら、みんチャレの早起きグループにポストして(↑こんな感じに時計の写真を撮ってポストする)、

お湯をわかして紅茶の準備をしている間にラジオ体操をして、

またみんチャレのラジオ体操グループにポストして、

その後、村木先生の頭皮マッサージをしてみんチャレの頭皮マッサージのグループにポストして、

最後に目トレをして、みんチャレの目トレグループにポストして。

 

これで朝のタスク完了なので、紅茶を淹れて、飲みながら7時ぐらいまで「自分のためのことだけやる」というのがなかなかの贅沢タイムです。

みんチャレ、めっちゃお世話になっています。

minchalle.com

おかげ様で、朝の自由時間を満喫できていますし

肩こりもさほどひどくならず、顔のたるみもほどほどの状態だし、老眼の進行も緩やかになってます。

 

あと、ときどきとらやの和菓子を頂くのも朝時間の楽しみです。

私の場合、和菓子の撮影もちょっとした楽しみなので、食べるのは朝なんですよ(朝の方がキレイに撮影できますから)。

これは1月に食べた月ヶ瀬。

奈良の梅の景勝地月ヶ瀬。その月ヶ瀬の名張川の両岸に白梅が咲いている様子をモチーフにした意匠とか。この一本の水色の線の美しさ。両側の白は白梅とも見えるし、雪とも見える。今の季節にぴったりの意匠です。じょうよ饅頭。あんこがみっちり濃厚でほんとに美味しかった~。また来年も買いたいです。

 

それとこれも1月に食べた「春あかり」。令和6年(2024)のお題「和」にちなんだお菓子とのこと(新作です)。

これも美しく美味しかった~。くぼみの陰影で美しいピンクを演出しています(中はショッキングピンクのあんこ)。ほんと、現代美術の作品みたい。見ていてうっとりします。味ももちろん素晴らしく、外側のお餅はフカフカだし、あんこも上品な甘さだし。来年も販売して欲しいですね(絶対買います)。

 

余談ですが

我が家で使っているブラウンの壁掛け時計。

ディーターラムスデザインだったかな。見やすくてお気に入りです。

 

ゴッホと静物画@SOMPO美術館

西新宿のSOMPO美術館で「ゴッホ静物画 伝統から革新へ」に行ってきました。

gogh2023.exhn.jp

 

これめちゃくちゃ良かったです。本当ならSOMPO美術館のリニューアルのタイミングで開催される予定だったのですがコロナで延期になって、3年の歳月を経てようやく開催。リニューアル記念の展覧会ゆえ、キュレーションもかなり気合が入っていて、見ごたえありました。

静物画の名品がたくさん展示されていて、静物画にそんなに詳しくない私も思わずため息。

また、ゴッホが影響を受けた、また、ゴッホ自身が影響を与えた作家の作品を展示することもけっこう重要なテーマだったりするのですが、同じモチーフの作品同士が呼応する空間がまたいいんですよねえ。眼福。ため息。

 

あと本来、人物画が得意な作家の純粋な「静物画」もとてもよかったですね。

ルノアールのこのバラの絵とか。バラだけど、あのルノアールの豊満でむちむちで熟しすぎて垂れそうな薔薇色な人物画の雰囲気そのまんまで、ルノアール静物画を描いてもルノアールなんだなと。

あとゴーギャンね。ゴーギャンも花を描いても色味とかがやっぱりゴーギャン。花びらの色味とかほんっとにきれい。で、よく見ると裸の女性の彫像?があったりして、そこもやっぱりゴーギャン

そして、セザンヌ先生。やっぱりいいなあ、セザンヌ。大好きです。

その他、静物画の名品がたくさん展示されています(もちろん、ひまわりも!)。予約がいっぱいでも当日券で入場できることもあるので、ぜひ行ってみてください。

※私も当日閉館1時間ぐらい前にふらっと行ったら当日券で入れました。入った直後ぐらいは混んでいましたが、閉館間際はガラガラ。かなりゆったりみられました。平日昼間も結構混んでいるようなので、夕方や夜の方が空いててゆっくり見られるかと。

おすすめです。

 

オーブンを買い替えました

13年以上愛用していたデロンギコンベクションオーブンがとうとう壊れてしまったようで。。いつも通りのレシピ、温度で加熱してもシフォンケーキが上手く焼けない。何度やっても底落ちしてしまうのです。温度計で温度を確認すると庫内の温度はちゃんと上昇しているようですが、あらゆる工夫をしても底落ちしてしまう。いろいろ原因を考えてみたのですが、やはり「オーブンのヒーターの劣化」ではないかということになりました。

我が家にはビストロもあるので、そっちで焼けばいいじゃんという話もあるのですが、ビストロだと愛用している14センチ型が上手く焼けないのですよ。

で、修理も考えたのですが、もう作ってない機種らしく修理は無理とのこと。

あーどうするか。

 

そもそもなんで14センチのシフォンケーキにこだわるのか…という話なんですが、自分にとって、シフォンケーキを焼くことは、自己肯定感を高める一番簡単かつ確実な方法だからです。

あと14センチだと食べ切れる。18センチだと大き過ぎて家族2人で食べきれないのですよ。うちケーキケースないし。

準備と焼成時間含めて約50分ぐらいでしょうか。シフォンケーキをきれいに焼けると

「自分って、すごい」

って思える。

シフォンケーキって、材料がシンプルな分、ちゃんと条件が合ってないときれいに焼けないんですよ。なので、ブログなどで上手にシフォンケーキを焼くコツについて書いている人ってホントたくさんいるわけで(自分もたくさん失敗したから、たくさん調べました)。

だから、自分と同じようにシフォンケーキをとらえている人、たくさんいるんじゃないかな。

 

話が横道にそれました。

いろいろ考えた結果、シフォンケーキ、野菜のグリル焼き、パンのリベイクぐらいにしか使わないのであれば、高級なオーブンは必要ないなと。シンプルでうちのインテリアに合うもの。やっぱデロンギじゃん?ということで、今のオーブンの後継機種を購入しました。

※古いオーブンはデロンギ再資源化システムに送りました。再資源化とか積極的に取り組んでいるメーカっていいですよね。

De'Longhi (デロンギ) コンベクションオーブン スフォルナトゥット・クラシック EO14902J-WN 焼きムラなし 時短予熱 皿・鍋ごと調理 パワフル加熱 調理機能5種類 ピザストーン付属 安全設計 [ブラック×ホワイト] デロンギファミリー登録で3年保証

やっぱ、素敵なデザインだなあ。機能がシンプルなもの好き。
で、シフォンケーキを焼いてみました。生地のレシピは若山曜子さん。若山曜子さんのレシピのレモンシフォンケーキ、美味しいんですよー。大好き。
オーブン付属のレシピに従って焼成しました。
一部底落ちしましがw、おおむねキレイに焼けました。満足。

断面はこんな感じ。メレンゲをしっかり目に泡立てたせいか、生地にぽつぽつ穴があいてますが、食感はなめらかだし、生地も均等に焼けています。

デロンギの公式レシピは18センチ型のもの。コンベクションで200℃15分→180℃に10分。サイズが違うからどうかなあと思いましたが、同じ焼成時間で大丈夫でした。
 
ちなみに、以前ブログにも書いた、オーブン上下加熱で170℃40分というのもやってみたのですが、焼成初期の温度が低すぎるのか底落ちしてしまいましたね。
 
シフォンケーキはもうちょっと研究したいですね。
オーブン楽しい…。

 

 

2023年ベスト展覧会 その2

2023年の展覧会ベストの続きです。

 

山下清展@ SOMPO美術館

何年か前の式場隆三郎展@練馬区立美術館で見た「式場隆三郎山下清との関係」が大変に興味深く、また式場隆三郎展で見た山下清作品があまりによかったので(確か長岡の花火の作品だったと思います)、ずーっと生の山下清作品を見たかったんですよ。今回、生、しかも初期作品から大量に見られてほんとによかったです。

しかし、山下清の初期作品(8歳ぐらい?)、かなり衝撃的でした。

初期からすでに「山下清」。そしてめちゃ上手い。展覧会では時系列で山下作品が展示されているのですが、最初からめちゃ上手いのに成長とともにさらに上手くなる。まったく停滞することなくどんどん上手くなり、尋常じゃない上手さまで到達する(上手さの限界がない)。しかも、おそらく下描きなしの一発描き。想像を絶する上手さ。

回顧展とかで有名作家を時系列でみることはありますが、絵の上手さがここまで伸びていく作家は見たことがありません。しかも加速感が半端ないです。

あとちぎり絵。これ画集とかで見るのと随分印象が違うんですよ。少し立体感があるのでたとえば横方向にゆっくり移動しながら鑑賞すると色味に微妙な変化があって面白い。たぶん、シーケンスとして脳に認知されるイメージが面白いからだと思うのですが、よかったなあ。

→これは現物を見ないと分からないと思います。展覧会で現物見られて良かった~!

展覧会で、作品のすばらしさにも感嘆しつつ、彼の精神性や認知の仕組みにも興味が湧きました。なぜにすぐ放浪するのか?なぜこんなにも緻密な絵が描けるのか。

ちなみに、旅先のスケッチなどに必ず「山下本人の後ろ姿」があるのですが、これって、彼の意識の中では視点はもっと後ろってこと?描いてる自分の姿(意識)込みで自分の見ている風景が成立しているってこと?など興味関心はつきません。

式場氏と山下清との関係はこちらにも。

www.nhk.or.jp

式場氏と山下清の写真って好きなんですよねえ。なんかかわいい。式場氏はきっと 、(美術愛好家としても惹きつけられ)医師、研究者としても山下清に惹きつけられたいたのだと思います。今回の山下清展では式場氏との関係については触れられていませんでしたが、個人的にもうちょい深堀りしたいなと思いました。

 

山口晃展@アーティゾン美術館

山口画伯の展覧会、これも良かったです。

www.artizon.museum

すずしろ日記、オリンピックのポスターの経緯、画伯のパラレルワールドとしての首都を描いた「趣都」など、見ごたえ充分。

→趣都、いつ単行本化されるのかなあ。気長に待ちます!

morning.kodansha.co.jp

個人的にはこの斜めの部屋のインスタレーションにぐっときました。

写真ではどんな部屋なのか全く分からないと思いますが、全部斜めなんです。

→写真奥の女性の方向が「垂直」。

部屋に入る時からすでに平衡感覚を失うような状態でw メゾンエルメスでの個展(望郷―TOKIORE(I)MIX)で展示されていたあの「としまえん」のアトラクションそっくりの展示の変化球バージョンです。

https://www.hermes.com/jp/ja/content/maison-ginza/forum/120211/

メゾンエルメスでの展示で見たあの作品、私も大好きなので(私も子供時代にとしまえんで体験した!)、今回また体験できてとっても嬉しかったです。

⑦ 蔡国強展@国立新美

www.nact.jp

蔡国強、2015年の横浜美術館の展覧会がとてもとても良かったのですが

oismgm.cocolog-nifty.com

2015年の展示の中ではオオカミの作品(壁撞き(かべつき))がダントツに良くて、正直なところ花火、火薬系の作品の印象が薄かったんです。

でも、彼の本領発揮は「火薬、花火系」なはずで、これらの作品をしっかりとみられたのは良かったです。特に、いわきプロジェクト《満天の桜が咲く日》の様子が映像で見られたのが本当に良かった。作品が作られた背景含めて、桜色の「火薬の彫刻」が本当に美しく思わず目頭が熱くなってしまいました。

 

⑧マリークワント展@ Bunkamuraギャラリー

www.bunkamura.co.jp

この展覧会もめちゃ面白かったですね。想像していたのは「ファッションの展覧会」でしたが、実際に展覧会に行って目撃したものは「マリークワントという画期的なイノベーターの歴史」でした。


展示作品自体のデザインとしての美しさに、彼女の画期的なビジネスセンス(ブランドのライセンス、型紙ビジネス、化粧品への展開、アメリカから学んだ服の大量生産、また、大量生産可能や加工が容易な化学素材の採用などなど)のストーリーが巧みに織り込まれ、見ごたえのある展示でした。さすが、V&Aが企画した展覧会!練りに練られた内容でした。

グッズ。当時のマリークワントを扱っていたお店のミニショッパーに紅茶が入ったグッズがめちゃ素敵で購入しました。紅茶も美味しくて大満足。

 

合田佐和子展@三鷹市美術ギャラリー

mitaka-sportsandculture.or.jp

合田佐和子展は、ほんとに観終わった後、茫然としてしまいました。合田佐和子ってシュールリアリズムの作家というイメージで作品も断片的にしか知らなかったのですが、初期は天井桟敷のポスターも描いていたり、途中「前世的な記憶に呼ばれて」?エジプトに移住したり。一人の女性の生きざまを、膨大な点数の作品(しかも1点1点が重かったりする)を見ながら体験してしまったというか。最晩年の色鉛筆の作品が印象的で、これまでの作風と全然違う風だけど、色がしっかりこれまでの彼女の作品の色なんですよね。最後の最後まで表現せずには居られなかったのだろうし、限られた表現手段の中でほとばしるものが、この色というのが、「最期までアーティスト」であった彼女を感じさせて、ぐっと来ました。

 

⑩ワールドクラスルーム@森美術館

www.mori.art.museum

これもよかったです!アートを国語算数理科社会の科目別に展示するというコンセプトだけで優勝という感じなのですがw、それぞれ「なぜその科目にカテゴライズ」したかの説明や、作品ひとつひとつの選び方がとても丁寧で、私自身とても楽しかったし、ほかの人と一緒に来て語り合いたいな~と思わせるキュレーションがさすが森美術館だと思いました。

→かなり面白かったので、娘と一緒に行けばよかったと思いました。

 

2023年は子どもの不登校などもあり、心が不安な時期もありましたが、展覧会に足を運びリフレッシュする時間は、自分が自分自身に戻れる貴重な時間でした。自分としては逃げ出すような気持ちで展覧会に行ってしましたがw ちゃんと自分に効いている。アートはやはりいいですね。

2024年は(やるべきことをやったら)、アート含め思い切り自由な時間を楽しみたいと思います。

2023年ベスト展覧会 その1

毎年恒例のベスト展覧会。昨年はあんまり行けていなかったから書かなくてもいいかと思ったけど「まま、そんなことない。けっこう行ってたよ」と娘に言われて、カメラロールを見直してみたら、ほんとに結構行ってたのでw 書きます。

順不同です。

①動物園にて ―東京都コレクションを中心に@東京都美術館

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_collection.html

同時開催の「いのちをうつす」展も大変によかったのですが、芸術作品を通して、動物園と人とのかかわりを伝える展示、あと上野動物園の草創期?の様子や藝大とのかかわりが大変面白く、見ごたえありました。個人的には象のはなこさんとの家族スナップ写真をコラージュした作品にぐっときました。

まだはなこさん存命のとき、家族で井の頭自然文化園で行ったことがあるんですよ。当時の夫がはなこさんを見て「この象、目が寂しそう。象って本来群れで生活するものだから、はなこさんも本当は誰かと一緒にいたいんじゃないかな」と言っていたのを思い出しました。そのときのこととか、人間と動物とか「動物園」って何のためにあるんだろうとかいろいろな思いが湧き立った展示でした。

 

② 南 桂子 銅版画展-静かな王国@ミュゼ浜口陽三

ミュゼ浜口陽三はいつ行っても素晴らしいのですが、本展は映画「君たちはどう生きるか」の直後ぐらいに行って、南桂子の世界観(?)が「君たち~」の世界観と意外とリンクしていて驚きました。美しきあちら側の世界、王国。村上春樹の小説にも通じる世界。大好きです。

③光へ漕ぐ舟@ミュゼ浜口陽三

同じ美術館の展示が続いて恐縮ですが、本展は特にオブジェ(桑原 弘明、前田昌良)との組み合わせが本当に素晴らしかったです。そして、本展も私にとって「美しきあちら側の世界」を描いたものであり大満足でした。

↓前田 昌良さんの作品。この作品、実際に動かせるのですが、その動きがまた繊細でいいのです。

桑原 弘明さんのミニチュアスコープは、小さな小さな「驚異の部屋」。覗き込むと全く違う世界が広がり、また光の差し込む方向によって部屋の印象もドラマティックに変わる。素晴らしい作品、素晴らしい展示空間でした。

 

④やまと絵展@トーハク 

娘の国語の教科書で高畑勲の「鳥獣戯画を読む」という文章が載っていて、読んでみためちゃ面白い!

www.youtube.com

日本の絵巻物をアニメーション作家の視点から書いていて、日本の絵巻物って、視点の動き、場面の展開から見るとかなり面白いことをやっているなと思いました。

もっと深堀りしたくて読んだ「十二世紀のアニメーション」の「信貴山縁起絵巻」「伴大納言絵詞」「鳥獣人物戯画」の解説がまた面白く、やはり現物を見たくなり、本展に足を運びました。

もうどれもこれも教科書に出てくる作品ばかりで豪華だし面白いし。大満足の展覧会でした。

関係ないですが、高畑さんの本を読んでから本展に行ったせいか、絵巻物などに出てくる群衆の場面(特に登場人物の顔が全部生き生きと描かれている名作系の絵巻物)が、ジブリっぽく見えて仕方ないというw 

ジブリ映画って群衆のシーン、けっこう多いですよね。

 

いろいろな意味で面白い展覧会でした。

yamatoe2023.jp

 

高畑勲って日本美術だけでなく西洋絵画にも造詣が深く驚きました。本展鑑賞後に読んだ以下2冊もかなりかなり面白く、もっと早くに読んでいればよかったなあと思いました。

→これを連載していたジブリのフリーペーパー「熱風」もすごい!

長くなってきたので、続きは別エントリで。

またね、櫻井敦司さん

昨年10月24日の訃報はあまりに突然過ぎて。

10月24日以降、櫻井敦司の居ない世界線に放り出された私(そしてバクチクファン)はどうすればいいのか。いまだ混乱の中かもしれませんが、約2か月経ち、私の中で少し落ち着いてきたので、ブログに書き留めておこうと思います。

 

もう高校生の頃からファンで、途中離れた時期もあるけれどけっこう長い間ファンをしてきた自分には本当に辛かったです。自分の生きてきた歴史とともにバクチクの音楽があり、櫻井敦司さんの世界がありました。

 

本当にあんなに美しい人はいないと思います。彼の作る歌詞、世界観、コンサートが大好きでした。

私と同世代の人だと、え?バクチクってまだ活動していたの?

と言う人もいますが、ええ活動していましたよ。しかも毎回攻めまくったアルバムを出していて、櫻井さんとか、容姿に彼の知性や重ねてきた人生がにじみ出ていて、最高に美しかったです。昔も尋常じゃない美しさでしたが、私は、昔よりも今が好きでした。

 

昨年の今頃、FMcocoloで3か月期間限定で放送していた櫻井さんのラジオ番組も最高だったな。トークはもちろん、「櫻井敦司的世界観」を濃厚にあらわす選曲が素晴らしくて。毎回放送が楽しみでした。

↓ラジオ番組の詳細はこちらに

ja.wikipedia.org

 

特に忘れられないのは5回目の放送で、私のリクエストがかなったのか、土屋昌巳さんとのコラボ「小さな森の人」がかかったこと。櫻井さんの歌詞もボーカルも世界観もばっちりハマった名曲だと思います。櫻井さん本人も「一生の思い出」と言っていました。

youtu.be

 

土屋さん自身も櫻井さんのことが大好きで櫻井さんのソロアルバムで「新月」という曲を書き下ろしています。土屋さんが櫻井さんの世界観、ヴォーカルを最大限活かすべく書いたと言う通り、ばっちりハマってます。このお二人の作品はもっともっと聞きたかった。土屋さんもきっとそう思っているはず…と思っていたら「音楽と人」の別冊の櫻井敦司特集号で土屋さんが、自分のソロで櫻井さんとコラボした作品を「最高傑作」とおっしゃっていて。土屋さんの櫻井さんへ思いが伝わってきて、読んでいるだけで涙が出てきました。

 

櫻井敦司特集号を読んだ感想は別エントリで。

素晴らしい本です。入手できる人はぜひ。あと、櫻井さんが2022年10月~12月に担当したラジオ番組の総集編がラジコエリアフリーで聴けます。トークもさることながら、選曲がまた素晴らしいのでこれも機会があればぜひ。

2023年もお世話になりました

2024年になりましたね。2023年もお世話になりました。

2023年は娘の不登校があったりして、公私ともに余裕なくあまり外出もできなかったのですが、今年は少しばかり余裕ができそうなので、自分をしっかりといたわりつつ(大事)、美術、映画、舞台など、自分の心を潤わせる活動にできるだけ足を運びたいと思います。

 

今日は実家に行き、新年の挨拶。例によって持ち寄りおせちととらやの生菓子。親子3代で楽しい時間を過ごすことができました。

 

とらやの新作「春のあかり」

相変わらず現代美術のようなキレのあるデザイン。これは娘が食べたのですが絶賛してましたね。販売期間中にもういちど買います。

こちらも新作「瑞光の龍」。母が食べていました。絶賛。とらやのじょうよ饅頭は間違いないですね。

私はお正月の定番の「笑顔饅」。じょうよ部分もおいしいし、あんこがまたぎっしり濃厚でいいです。安定のおいしさ。

今年もよろしくお願いします。