子が成長したので、仕事が終わってから、ダッシュで保育園にお迎えに行かなくてもよい、帰宅時間が多少遅くなっても文句を言われない。=仕事の後にちょっと寄り道することができるようになり、最近ほんとうれしいです。特に仕事帰りに展覧会に行けるようになったのがうれしくて、ぐるっとパス等も活用しながら、最近よく展覧会に行ってます(あまりゆっくりはできないので、駆け足での鑑賞ですが)。
で、先日、仕事帰りに東京都庭園美術館に行ってきました。
夕方の庭園美術館もまた美しい。
生命の庭をテーマにした作家たちの作品。青木美歌さん。
佐々木愛さん。
ほんとにどの作家もよかったのですが、今回一番印象に残ったのは何といっても加藤泉さん。正直なところ、加藤さんの作品っていままでちょっと苦手だったんですが、この独特の作品たちが意外なほど朝香宮邸のインテリアに合うのです。びっくり。
これとか。
これとか。
これも。写真だと面白さが伝わらないのがもどかしい。
これなんかもサイコーですね。
朝香宮邸には金庫室というのがあるのですが。。
ここにいた!
いたのね!!
加藤さんの作品、ほんとにあらゆるところにあって、あ、こんなところに!的な楽しさもあります。
そういえば。このクラシックな雰囲気に、ちょっとアミニズム的な雰囲気。あれどこかで見た気がする、と思って思い出したのが、箱根富士屋ホテルのバンケットルーム!
行ったことのある方ならご存知だと思いますが、あのバンケットルームの柱や下の方のデザインにアフリカのお面のような模様があるんですよ。あれが、クラシックホテルの雰囲気に意外と合っていて。あー、何か通じるものがあるなーと思いながら、新館へ。
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新館への回廊。
青木美歌さんの作品を新館で見て(これがまた素晴らしかったのでぜひみてみてください)、カフェでコーヒー。ここのカフェいいんですよね。雰囲気もいいし、コーヒーもおいしい。お庭の木々はもう少し寒くなってからの方が色づくかな。。
実は、今回の展覧会に出品している8人の作家それぞれとコラボしたケーキがあるのですが、私が行った時間帯はすべて完売。残念~。
※食べたい方は午前中の早い時間に行かれるのをお勧めします。
庭園美術館の展覧会ってキュレーションが難しいと思うのですが、今回の展覧会、すごく頑張って作ったなあという感じがします。で、いろいろな作家の中で朝香宮邸という空間を一番活かし切っていたのは、やはり加藤泉さんだった気がします。加藤泉+アールデコ、すごく新鮮な体験でした。青木美歌さんの作品もすごく良かったのですが、実は朝香宮邸の作品よりも新館のホワイトキューブの作品(撮影不可)の方が良かったので、うんやっぱり加藤さんが良かったなと思います。
展覧会は来年の1月12日迄。
隣の自然教育園も緑豊かですし、ぜひぜひ。