最近、金曜夜の楽しみは、ラジコでバクチク櫻井敦司さんが担当するラジオ番組を聞くこと。3か月限定なのですが、毎回選曲が素晴らしくて、ため息をつくやら、唸るやら。ご本人は喋るのが苦手とおっしゃってますが、櫻井さんのトークが面白い。櫻井家の3ニャンズの鳴き声にとろける櫻井さんの様子も◎で毎回欠かさずに聞いています。
あと3回ぐらいで終わってしまうのが本当に残念で仕方ないです。
先々週だったか、櫻井さんが好きな曲として、デビットボウイのlife on mars?を流していまして。改めて本当にいい曲だなあと。
いろいろ調べてみたら、なんとこの曲って「マイウェイ」へのオマージュなんですね。
(確かにコード進行似てる!)
そして歌詞が真逆w さすがボウイ。
で、この曲。リリース当時だったか邦題として「火星の生活」というのがつけられていまして。これは世間的には「世紀の誤訳」的なことが言われているのですが、果たしてそうかなあと。
歌詞をじっくり読んでみると、何というか両親ともうまくいっていない、自分のことを理解されない(と思っている)少女が映画の世界(ここではない世界)に溶けていくような歌詞で。
歌詞の中に出てくる「mars(火星)」は、少女が想像するもうひとつの世界のたとえであるならば、「火星の生活」はけっこう名訳だと思うのです。
※そういえば、むかしうちの娘も「火星に住みたい」と言っていたことを思い出しました!
↓
櫻井さんはボウイとマイウェイとの関係もご存知のようで、その後、ラジオでマイウェイをかけていました(ボウイのバージョンもあるのですが、ラジオではかけられない音源だったようで、ジプシーキングスのマイウェイを流してました。これはこれで良かった!)。
↓ボウイのマイウェイ
ちなみに、櫻井さんはコンサートでボウイのカバーをしています。
ソロコンサートのラストの曲です。
当時38歳!若いなあ。
(いまでも若いけど)
実はこのコンサートのDVDで名曲「スペースオディティ」という曲を知ったんです。
櫻井さんのソロコンサートのDVD。とてもいいです。
その後、ソロプロジェクトでバンドもやってますが、やはり完全ソロがいいですね。
※特に藤井麻輝アレンジの「雨音はショパンの調べ」とか、カヴァーが最高です。
↓「火星の生活」も収録される名盤「ハンキードリー」
ジャケットもめっちゃ好き。