前から作ってみたかったマークロスコなお菓子を作ってみました。
きっかけは、とらやの「初秋」というお菓子。
ああ、これってロスコの絵画みたいだなあと思って。
(とらやのお菓子って、ほんと現代抽象画みたいな意匠が多いんですよね)。
このパターンで他の色のものも作ってみたいなと思っていたら、ちょうど画集に、モチーフにするのにいい感じの作品があったので、作ってみました(黄色とオレンジ)。
↓左が私の作品で、右がとらやの「初秋」。
この「初秋」は本来、黒が下なんですが(たぶん秋の夕暮れどきの空をイメージしたものだと思います)、ロスコの作品に合わせてひっくり返してみました。
小さめの型に、トマトジュースのゼリーを作り、冷蔵庫で固めたら、オレンジジュースのセリーを流し込み、再度冷蔵庫で固めて完成。
すごく簡単。型があればおうちで作れます!
これはちょっと厚めに切ったところ↓
厚めに切ってもなかなかいい感じです(自画自賛)。
ロスコの抽象画って、ホントいろんな色の組み合わせがあるんですが、いちばん特徴が出るのが「赤」だなあと。それも透明感の無い濃~い感じ。
実は、別バージョンで赤いところをキイチゴのピューレのゼリーにしたものも作ってみたのですが、色はトマトジュースの方がよかったですね(味はキイチゴの方が好きでしたが)。
ゼリーもいいけど練り羊羹いいなあ。
切っても切ってもロスコ。
川村記念美術館等で、グッズとして作ってくれないかな。。
コレクション - マーク・ロスコの 《シーグラム壁画》 | DIC川村記念美術館
ロスコ、先日見た「モネ これからの100年」にも出てました。
ロスコの作品、単品でも結構好きなんですが、自分としては、一度川村記念美術館のロスコの部屋に行ってみたいなと思っています。
ロスコの作品、特に赤い作品の前に立ち作品をじっと見ていると、自分が大きな夕陽を見ているような気分になるんですよね。でも、その自分の中にイメージされる「夕陽」って、きっとリアルな体験で一度も見たことがない夕陽で。
そういうものを想起させる作品ってやっぱりすごいなと思うのです。
(こういう現象があるのは、なぜか「夕陽」だけで。以前から、なぜ「夕陽」だけなんだろうと不思議に思っているのですが、答えはまだ出ていませんw)
とらやの「川島」のことを書いたときも
夕陽のことをあれこれ書きました↓