美術部部室の中の人のブログ

アート好きな50代の女のブログです 

よく夢に出てくる人

今日は夢の話。

たわいもない話です。

 

夢は不安を軽減するための自己練習。自分の中で不安なことがあると、脳みそがそれが増幅して夢を見せて不安のための練習をするというのを聞いたことがあります。

(なので嫌な夢を見たら、いやなことが起こる予兆?とか思う必要なく、「なるほど自分はこういうことに不安を感じているんだな」と思い、現実世界でいろいろな対処をすればよいということ。不安が顕在化されて対処を考えるきっかけができたので、むしろラッキーと思うことにしています。夢を見てるときはいやーな気持ちですけどね)

 

夢に登場している不安が今現実世界で起こってる不安なことだったりもするのですが、子どもの頃に感じた不安だったりもします。ずっと引きずってる不安…トラウマといっても過言でもない気がしますw

 

私の場合、誰かと一緒に旅をしていて(修学旅行等の大人数の旅も含む)、乗るはずだった乗り物に乗れない、遅刻する、はぐれてしまう…という夢をよく見ます。これ、なんなんでしょうね。小さい頃、よく親とはぐれて迷子になったからでしょうか。

 

今朝方の夢も旅先で出発時刻に間に合わず別行動しなくてはならなくなるというもの。

 

「はー、またやっちゃった…。」

↑現実ではめったにやらないけど、夢の世界ではよくやるのでそう思うんですね。

 

そこへ登場したのがYさん。

「だいじょうぶ」「しばらくいっしょにいるわ」

Yさんは夢にしばしば登場するのですが、わたしが不安を感じているときにたいてい、にこにこ笑って一緒にいてくれます(でも言葉は少なめ)。

 

ああだいじょうぶだ、と思えるありがたい存在です。

 

脳は不安の練習のために不安な状況を夢で見せてくれるのですが、その中で安心させる存在(Yさん)を頻繁に登場させ、夢の中での不安を中和?させているというのがなんともおもしろいです。なんなんでしょうね。

 

Yさん、現実世界ではしばらくお会いしてませんけど、よく夢に登場してくれて、ほんと助かってます。感謝してます(一方的ですけどw)。

 

あ、あと私、元気に過ごしてます(娘の不登校大変だったけど)。

いつかまた会えるといいですね。

新宿御苑

娘の下着を買いに新宿伊勢丹へ。伊勢丹はブラ初心者の小学生にも丁寧に接客してくれてとてもいいですね。帰りに新宿御苑へ。

土日いつも混んでいるイメージでしたが、先週の土曜はガラガラでしたね。

お天気もよく気持ちよかったー。

いつも大混雑で椅子席に座れない御苑内のスタバもこの通り。

絶景を望みつつ、休憩してきました。

しかし、娘はフラペチーノが好きだなあ。

(私は甘すぎて無理)

登校がんばったのでご褒美フラペチーノ。

娘にせがまれてストローの袋で飛行機を作るも失敗・・。

練習しよーと思ってセブンイレブンのストローで作ったのがこちら。

セブンの方がロゴがうまく配置されていいですね。

もうちょっと練習しようっと。

参考にしたブログ。

ameblo.jp

作りながら、久々に映画「恋する惑星」を見たくなりました。

(飛行機つながり)

恋する惑星」を教えてくれたのは大学の先輩でした。

先輩元気かな・・。

 

週末に見てみようっと。

 

新宿御苑は我が家のパワースポットなのでよく行きます。

伊勢丹で美味しいものを買って御苑でゆっくりするのが定番)

フリーパスを持っていて、1年間よく行きました。

今年もパス更新するかー。

娘の不登校

ご無沙汰しております。

娘の不登校やらなんやらでブログを更新する余裕もなく、けっこうな月日が過ぎてしまいましたが、元気です!

 

5年生の終わりごろから不登校だった娘が、夏休みあけに学校に復帰しましたので、この美術ブログもぼちぼち再開していこうと思います。

 

ちなみに、以下のブログにて娘の不登校の話を書いています。。

(まだ完全復帰はしていないので現在進行形)

meg0122.hatenadiary.jp

 

ブログを書く余裕ができたのは自分でも喜ばしいこと。

ちょっとずつでも更新して行こうと思います。

 

あと、知り合い、友達もこのブログを読んでくれているらしいので、

生存確認、近況報告の意味でもw ちょっとずつでも更新していきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

久しぶりに娘と新宿御苑に行ったら、なんだか秋の空になっていました。

早いなあ

 

 

アニメージュとジブリ展@松屋銀座

アニメージュジブリ展@松屋銀座に行ってきました。

animage-ghibli.jp

 

いやもう想像以上にすごい情報量で見終わった後、ぐったり…。

百貨店で開催される展覧会だからそれほどの情報量でもないと思っていたら想像以上でした。

メインはアニメージュの草創期~ナウシカ連載時のアニメージュなので、特にこの時期にリアルタイムでアニメを見ていた人には堪らない展覧会だったと思います。

(うちの娘にはたぶん「??」な内容だったので連れて行かなくて正解)

 

ちなみに私はこの時期にリアルタイムでアニメを見ていたし、アニメージュも読んでいました。アニメージュを一番読んだのは小学生のときで当時の少ない小遣いで買っていたので、もう隅から隅まで読んでいましたw

なので当時の記事を紹介するコーナとか「わー、こんなこと書いてあったなあ」と懐かしく思う一方で、当時のアニメファンの熱量の高さに改めて驚くというか。

↓私がアニメージュを買っていた頃の表紙がずらり並んだコーナ。もう胸アツでしたよ。

いろいろと見どころがあるのですが、当時にアニメファンの部屋を再現したコーナが凄かったな。小机の上にあるのはDAIKONフィルムのパンフとか。当時のデッキなども置かれていて世代的には当時大学生ぐらいのアニメファン(特撮ファン)かな。当時のファンの部屋って知らないけれど、たぶん再現度高い。

 

当時のアニメージュの編集部のデスクの再現コーナもありました。

カセットデッキ(インタビュー起こし用かな)とか、ワープロとか。正面に貼ってある当時にアニメージュ編集部の様子も良かったなあ。

そのほかにも昔のアニメージュの記事とか、アニメのイベントの様子とか見ごたえのある展示が盛りだくさん。よくぞここまで資料を集めたなあ。

 

振り返ると

展示のテーマはアニメージュ草創期からジブリが始まるところまで。展示として見せたい部分(根幹となる部分)は雑誌アニメージュ編集部そのものであるわけですが、むしろ私は雑誌アニメージュが記事として扱ってきたもの(対象物)に感じいってしまいました。

濃いし、熱いし。

インターネット以前のアニメファンが持ってた熱量にあてられた…という感じ。

当時のアニメファン(アニメオタク)はアニメ大好きだしオタクだからアニメの情報もいっぱい入手したいけど、情報入手手段が紙媒体(雑誌含む)しかないから、渇望感とか熱量が半端ない。

もちろん雑誌アニメージュ自体も熱い。推しアニメとか全力で推す。作家も推す。結果ジブリも生まれる。

 

あまりにの情報量の多さ、熱量の高さにぐったりしてたら、最後にジブリの立体物コーナがありました。これはこれでかなり凄いものなのですが、いままでの情報量の多さに疲れ切っていた私には心の安らぎコーナになっていましたw

巨神兵とか

ナウシカとか

ワンダーシップとか

ラピュタとか

なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、80年代にリアルタイムでアニメを見てきた人(特にアニメージュ読者)にはかなりお勧めの展覧会です。インターネット以前のアニメファンの熱量をここまで体感させてくれる展覧会はそうそうありません。

東京での展示は1月23日まで。要事前予約です。名古屋、鹿児島への巡回も決まっているそうです。

お近くで見られる方はぜひ。

 

↓私が子供のころにアニメージュで連載されていたナウシカ。途中連載が休止したりして、最後まで読むことはできなかったのですが、大人になって(しかもコロナ渦がはじめってから)ようやく最後まで読むことができました。大人になったからこそ読める、理解できることも多く、大人になってから読んでよかった名作です。

また読み直したいな。

 

 



150年後の国宝展面白かったなー

今年の美術館始めはトーハクでした。

ずっと見たかった150年後の国宝展。

大変面白かったです◎

150ourtreasure.jp

①企業協賛系の展示

②一般公募の展示

に分かれていまして、まずは①企業協賛系の展示へ。

ゴジラ

ガンダム

キティちゃん。なんと初代のぬいぐるみ。画像では分かりにくいのですが、影の部分が動くようになっていて凝ったインスタレーションになっていました。

科学と学習。

セブンイレブン。このミニチュア感、めっちゃ好き。以前見たMANGA都市TOKYO展@国立新美術館を思い出しました。

ここから一般公募の部。

ファミコン

これすごかったなあ。ウルトラマンのスクラップブック。

電柱のある風景、手塚治虫作品。

なんと日本全国から収集した煮干し!

あと栞。

これは応募した方のおばあ様からの贈物とか。150年後に紙の本がなくなっていたとしたらこれは本当に国宝ですね。

あと、個人的にぐっときたのがこの学習机(昭和後期のこどもの「城」~ある男子の勉強机まわり~)。よーく見ていると、私が小学生のときにあったものがあるあるある!これは胸熱ものでした。

 

お土産は小池屋ののり塩ポテトチップス。

パッケージが傑作w 

帰宅してからおやつにいただきましたが、安定のおいしさ。さすが小池屋。

写真を撮りそびれたのですが、150年後の国宝展のグッズショップがトーハク入り口にありまして、このポテチが山のように置かれている様子が、ほんとアンディウォーホルのシルバークラウドみたいでした。

(ぜったい意識してたと思う!)

www.ntticc.or.jp

 

 

とにかく面白いのでお勧めです。

1/29まで。

2023年 今年もよろしくお願いします

2023年 あけましたね。

今年もよろしくお願いします。

今年は兎年ということで実家へのお年賀(&自宅でのお菓子)用にとらやの兎饅を買ってみました。何年か前にも買ったことがあるのですが、やっぱり美味しい。そしてかわいい。大満足。5日前までに要予約ですが見た目も味も素晴らしい、お勧めの逸品です。

 

今日は、恒例のsさんご夫婦との新年会@ピークラウンジでした。同じ手帳を使い、毎月の振り返りと目標設定にお付き合い頂いているsさん(妻)とはもう10年以上のお付き合い。

いつもありがとうございます。

※今月、二人とも誕生日なので誕生日のプレートをお願いしました。

昨年を振り返り、今年の目標を設定するこの会も何回目でしょうか。改めて手帳に記録されたことをもとに、一年を振り返ると「自分なりの実り」を実感できるのがとてもいいと思います。

 

恥ずかしながら、私の2022年の振り返りを公開…

 

健康

・7月にコロナに感染。辛かったけどワクチンのおかげで軽症で済んで良かった。

・10月からピラティスのレッスンを開始。腰痛と肩こりが軽減して良かった。またレッスンの間は全てを忘れられる&ストレス解消の度合いが半端なく、毎回本当に楽しみになりました。

・9時半就寝、5時半起床。睡眠時間を多くした結果、自律神経が整った。定期的に受けている眼の検診結果も◎

・みんチャレで毎日のラジオ体操、目トレを継続できて、健康維持できてよかった。

 

美容・ファッション

・皮膚科でシミのレーザ治療、肝斑の治療を受けて大正解。肌がきれいになった。

パナソニックの洗願器、ヤーマンの頭皮マッサージ機を購入してお肌と頭皮のケアをして◎

・あきやあさみさんの「一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法」という本を読み、目から鱗。3セットとまではいかないけれど、快適な少数の服で過ごす工夫をするようなった。

→年齢とともに似合わなくなった服は処分しようと思います。

 

心・精神

・娘の癇癪がひどく、ケガもしたし、辛かった…。娘から「私の勉強・成績に口出ししないでください」という手紙(ちなみに毛筆で書かれてました)をもらい、思い切って「ほったらかしにする。口出ししない」を心掛けたら、楽になってきました。

 

仕事

・外国案件がまた増えてきましたが、比較的短時間で処理できるようになって◎

・在宅勤務のコツがわかってきた。

 

教養

・育児本(反抗期の本)、娘の勉強分野に関連する本など、幅広い分野の本をたくさんの本を読めた。

NHKブラタモリEテレの歴史にドキリなど、娘と一緒に勉強できるテレビ番組もたくさん見て、知識を深められた。

 

プライベート

・「鎌倉殿の13人」にハマった…。すごく良かった。

杉本博司の世界にハマった…。杉本氏の著書がまた奥深くて面白くて、そこから派生する様々な世界にも触れられて楽しかったー

・京都、直島、箱根旅行に行けた。特に直島旅行では豊島に行けて本当に良かった…。

 

趣味

・たくさんのよき展覧会に行けた。また、年末に2022年のベスト10もまとめられて良かった(やはりいい展覧会に行ったら、ちゃんとブログにまとめておかないとダメだなあと実感)

 

お金・モノ

・運用はまあまあの成績

・旅行(京都、直島、箱根)にしっかりお金を使えたのも◎

・使うときは使う。また自分が疲れないようにするためにお金を使えたのも◎

 

とまあこんな感じの2022年でした。

 

2023年は…

とにかく「ストレスを解消し、自分を癒す」。ストレスを感じないような環境づくりをするにはどうすればよいのか、ストレスの原因が分かるのならば、キチンと距離を置けるようになる。

もう51歳ですからね。疲れないように、でも適度にチャレンジして、楽しく人生を過ごしたいと思います。

2022年展覧会ベスト10 その2

⑥歌枕展@サントリー美術館

サントリー美術館の展覧会は毎回どれも面白いのですが、今回のテーマは「歌枕」。いわば見えないものをテーマとしているわけなのですが、様々な作品から呼び起こされる私の中の(どこにもないけれどどこかにある)見えない風景に改めて日本人であることを実感させられました。吉野山、八つ橋、龍田川…。この見えない美しい風景が昔の日本人の心にも存在し、そして今の日本人の心の奥にしっかりと存在することの面白さ、喜びを感じました。
www.suntory.co.jp

 

 

⑦日本の中のマネ展@練馬区立美術館

www.neribun.or.jp

今年見た中で一番衝撃を受けた展覧会です。まず前半の展示。日本におけるマネ作品の受容について、ものすごく長ーい(しかも読みづらい)キャプションが添えられていて読むだけでヘトヘト。しかもマネ作品って地味め…。展覧会の前半見終わった段階で「この展覧会に来たのは失敗だったかも」と思ったのですが、展示の後半、特に福田美蘭さんの作品から急展開。

そのマネ解釈の「どうしたらいいの感」がそのまま福田美蘭的な手法で表現されているのです。しかも作品数も多数。どの作品も攻めまくり。福田美蘭ファンの私は大興奮。

個人的にツボだったのが、ニュース映像などに登場するゼレンスキー大統領を描いた作品。最初どう解釈すればよいのか分からなかったのですが、確かにゼレンスキー大統領がまっすぐこちらを見ている姿はマネ作品で描かれる人物の目線に似ている(《フォリー=ベルジェールのバー》とか)。

www.tokyoartbeat.com

この作品を見てから、ゼレンスキー大統領の画像を見るたびマネ作品っぽいなと思うようになってしまいましたw

展覧会の作品をすべて見終わった後、あの前半の退屈な展示はすべて福田美蘭さんの作品を引き立たせるための展示だったのでは…と思うほど。とにかく見終わった後の混乱感が半端なく、かなりかなり印象に残った展覧会でした。

 

⑧観察と発見の生物学@国立科学博物館

www.kahaku.go.jp

カハクの展示はそれだけで素晴らしいものですが、日本デザインセンター三澤デザイン研究室の展示はそれ自体がアートのようで楽しかったー。展示品(主に剥製)について引き出しを使いながら「展示物を脳内の理解の仕方に従って展示するとこういうことになる」を展開していて、体を動かしながら(引き出しを引き出しながら)驚きと発見を楽しめる仕組みに感動。

あまりに面白くて、2回足を運んでしまいました。この展覧会で使われた展示ボックスはポータブルなので、ほかのいろいろな博物館へも出張可能とのこと。今後どこかの博物館で見かけた際はぜひ見てみてほしいです。

 

⑨諏訪敦展@府中市美術館

www.city.fuchu.tokyo.jp

つい先日見てきた諏訪敦さんの「眼窩裏の火事」も。色々良かったんだけど、やはり静物画の部屋が素晴らしかった。あの照明!まるで映像を見ているような…いま迄見た事ない静物画がそこにありました。あと大野一雄ですよね…。あの口をあけてる感じとかめっちゃリアル。亡くなる直前の祖父、父の姿を思い出しました(たぶん死にかけの老人を見た事のある人はみんなリアルに感じると思いました)

 

⑩国立近代美術館コレクション展(特にリヒター展のときのコレクション展)

近代美術館のコレクション展はいつも素晴らしいのですが、特にリヒターのときのコレクション展が凄かった。

そして、会田誠さんの作品と福田美蘭さんの作品が収蔵されたことに大興奮。ええええこの作品、近代美術館に収蔵されたんだと驚くやら感動するやら。その他の展示作品も最高でいつも以上に大満足のコレクション展でした。

近代美術館でもお気に入りの展示スペース。展示作も毎回いいし、なによりこのお座敷スペースと椅子が素敵すぎる。確かここのインテリアの設計って菊竹清訓なんですよね。菊竹先生さすがです。

昨年は、受験生の娘(11歳)に翻弄されて美術館に行くのを躊躇した時期もありましたが、娘からも「美術館に行きたかったら行けば」と言われましたしw 

実際、美術館でリフレッシュした日の方が娘ともうまく行くんですよね。

さすがに今年は受験本番もありますからなかなか難しいかもですが、行きたい展覧会はできるだけ足を運び、リフレッシュしながら娘のサポートもしていきたいと思います。