コートールド美術館展。12/15迄なので、あともう1回見ておきたくて、上野に行って来ました。実は3回目の鑑賞w
上野公園の紅葉がほんとに素晴らしかった😊
自分でもアホかと思うのですが、何度行っても飽きない。
というかあの素晴らしい空間に何度でも身を浸したいと思うのです。ええ、もちろん今回も最高でした。
(今年のベスト5入りは確実)
そして、今回新たな発見もあったので書き留めておきます。
今回は娘も連れて行って来ました。
美術館で貸し出してくれる「とびらボード」で描いたモディリアーニ。
モネ。
ちなみに、娘に面白かったのかときいたところ
「よく分からない」
とのことでしたw
まあ、そんなもんかもしれない。
前回のエントリでも書きましたけど、やっぱりこの展覧会、展示会場に人が少ない方が絶対楽しめるのです。
いや、美術展全般そうだということは分かっているのですが、今回の展覧会の作品は特にそうなんです。
ツイッターで、
たぶん、この絵は人がたくさんいるところでは力を出さないタイプの絵なんじゃなかろうか。うまく言えないが、絵の前に人がいると風通しが悪いというか…。
— 虹はじめてあらわる (@nijihajimete) 2019年12月7日
誰もいなくなった瞬間、圧倒的な輝きが絵から放出されていて、これを買った人だけが楽しめるようになってるんだな…と思い知ったのでした。
というツイートを見て、めっちゃ納得。
そうなんです。絵の前に人がいないことで、尋常ではない輝きを放つんです。コートールドの作品は。
特に、ルノアール、ブーダン、ゴッホあたり。これはちょっと今まで経験したことのないことで、自分でも何だかよく分からず、それを何度も確認したくて、3回も展覧会に足を運んだ気がします。
これはコートールド氏が、自宅に飾ることを前提に数々の作品を買ったことと密接に関連していると思うのですが。。
美術館が美術館で収蔵するために買った作品も大変魅力的。でも、個人のコレクターが自宅に飾るために選んだ作品というのも独特の魅力があるなと再認識しました。
今回もできるだけ人がいない状態で鑑賞したかったので、夕方入場者が少なくなってきた時間帯を狙って入館。
娘のとびらボードに付き合いつつ、閉館までいました。
閉館前、ほんのわずかな時間でしたが、ほぼ人のいない状態でいくつかの展示室の作品を見ることができましたが、予想どおり、展示室内の作品は半端ない光を放っていました。大げさかもしれませんが、絵が発光してましたよ。
ああ、至福。
長年美術鑑賞を趣味してきましたが、こういう体験もできるんだなあとしみじみ。
展覧会は12/15迄。
会期終了間近は大変な混雑だと思いますが、素晴らしい展覧会なのでぜひ!
東京以外ですと、愛知と神戸へ巡回します。
お近くの方はぜひ。
☆グッズ情報☆
グッズショップを覗いたら、私が最初の鑑賞のときに買ったショートブレッドと紅茶のセットは完売でした(もっと買っておけばよかったと後悔・・)。
ちなみにグッズも大人気で、閉館間近のショップは大混雑でした。これから行かれる方でグッズが欲しい方は、早めにショップで買うのをお勧めします。