今年も買いましたよ。
とらやの林檎形。ほんとにりんごにそっくり。
このお菓子が出てくると、ああ11月だなあと。秋が深まり、もう冬に向かっている。そういう雰囲気になるのです。
毎年思うのですが、この和菓子って絵画的なんですよね。
林檎の表面のシュッシュッっていう線。職人さんが筆で描いているらしいです。
写真で撮ると余計に絵画的。
一個一個手描きだから、林檎によっては、赤みが強かったり、黄色みが強かったり、そういうのもまた面白いなと思います。
天保11年(1840)の意匠とのことですが、当時ここまでモダンな意匠の和菓子があったって驚き。
もう一つは御好生田森。
昨年買って美味しかったので、今年も買ってみました。
神戸市、生田神社境内にある「生田森」の紅葉の様子を表した意匠とか。これも印象派というか好きなデザインだなあ。
昨年同様、羊羹を挟む上下の薯蕷がすんごく美味しい。
とらやのお菓子で薯蕷を使ってるものはまず間違いないですね。
満足満足。
※上記のお菓子は11月に販売されたお菓子で、現在は販売されていません。また来年。